PERSON02

システム運用の枠にとどまらず、東京海上グループ全体の価値を向上させるシステム開発まで手がける。

コーポレートシステムデザイン部
アシスタントアーキテクト
2006年入社

入社した理由

大学時代、ウェブコンテンツ作りに携わった経験から、ITを活かしたものづくりができるシステムエンジニアを志望することに。説明会において現場で働く社員と直接話をする中で、自由な社風に魅力を感じ、一緒に働くイメージが持てたことから、東京海上日動システムズに入社を決意。

システム開発と運用の両輪を回す

現在は私を含めて5名のチームで、東京海上日動が提供している保険の販売状況や売り上げ管理などを行うシステムを運用しています。また、システムの運用と並行して、運用で貯まった知見やノウハウを活かし、新たなシステムの開発も行っています。

開発しているのは、新しい財務管理システムです。具体的には、これまで日本の会計基準で整理されていた財務情報を、国際基準で整理するシステムの開発を行っています。現在開発しているシステムは、東京海上日動の財務情報のみが対象ですが、完成すればグループ企業にも同様のシステムが導入され、グループ間で財務情報が国際基準に則った形で社外に発表できるようになります。

これにより、東京海上グループの企業に対し、より多くの投資家から興味を持っていただき、投資いただけるチャンスが増え、国内外問わずダイナミックにグループ全体の事業を成長させることができるようになると考えています。

また、グループのグローバル化が進むことで、当社の社員にとっても、やりがいが高まり、東京海上グループの一員であることに誇りを持てるようになると思っています。

開発と運用の両輪が大切

改善し続けるところに価値がある

既存システムの維持にとどまらず、新たな価値を生み出すべく改善し続けることに、私たちの価値があると思っています。蓄積された情報をもとに新しい商品の開発や、既存商品の販売戦略などがビジネス部門で検討され、それに合わせて私たちがシステムを改善しています。だからこそ、既存のシステムを正しく運用して、必要な情報を必要な所に届ける役割は、目立たないですがグループ全体を支える大事な業務だと思っています。

保険は人の生活に密着したサービスであり、時代のニーズに合わせて変化していく必要があります。グローバル化が急速に進む現在においては、それぞれの地域に合わせてスピーディに対応していくことも求められます。そのため、それを支えるシステムも常に改善に取り組み、ニーズに合わせて新たな機能の開発なども行っていく必要があるのです。

また、AIやクラウドといったITやデジタル技術自体もどんどん進化すると共に、システム開発の効率化も必要です。その点でも既存のシステム運用やメンテナンスだけにとどまらず、改善、開発まで携わっていく必要性を感じています。そのため、最新のIT技術は日々勉強していて、社員専用の情報共有サイトで流れてくる情報をチェックするなどしています。

グループ全体をシステム面から支え、
動かしていく存在に

今後は、よりスピード感を持って、システムの開発が行えるようになりたいと考えています。グループ全体でさらに成長を進めていくためにも、また、刻一刻と変わる世の中のトレンドに対応するためにも、開発のスピードは非常に重要だと考えているからです。スピーディーな開発を行うために、例えば全てのシステムを自社で開発するのではなく既製のシステムを利用することや、技術のあるパートナー企業と組んでプロジェクトを進めることが必要で、そのための情報収集は常に行っています。

また、将来的には、現在運用しているシステムによって得られた情報をもっと活かしていきたいと考えています。システム運用に携わってきた知見を活かし、これまで管理してきたデータの新しい活用方法や、より効率的にデータを集めるためのシステムのあり方などを提案できるようになりたいと思っています。

個人的には、社内のキャリアモデルの一つである「ビジネスアナリスト」としてキャリアを歩みたいと思っています。ビジネスアナリストとは、グループ全体の業務内容や戦略を理解し、その上で開発すべきシステムの仕様などを業務に踏み込んで提案する存在です。グループ企業からの依頼を実現させるためだけに動くのではなく、関係者とコミュニケーションをとりつつ、時には「こちらの方がより良いのではないですか?」と自分から、より良いシステムの形を提案できるようなりたいです。システムの運用や開発に携わっているからこそ磨かれてきたスキルや視野を活かして、グループ全体を支え、前進させられる存在になれればと思っています。

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TOKIO MARINE NICHIDO SYSTEMS CO.,Ltd RECRUITING

まだ見ぬ可能性を「Design」する。

「本質を追求し深化と進化を」