巨大損保グループの根幹を担う
基幹システムを手掛ける。
- #インフラ
- #情報系出身
インフラソリューション三部
2019年新卒入社
※感染症対策を十分に講じた上で撮影を行っています。
※感染症対策を十分に講じた上で撮影を行っています。
仕事内容JOB DESCRIPTION
さまざまなアプリケーションを動かすための土台となる、インフラの設計構築・運用を手掛けている、インフラソリューション三部に所属しています。その中で私は、お客様が事故に遭われた際、事故受付から保険金をお支払いするまでの損害業務を担う、損害基幹システム「GNet」(注1)の運用や、デジタル案件の基盤構築・運用などに携わっています。また、「GNet」を安定稼働させるために、機器の更新や運用作業の改善に取り組むほか、アプリケーション開発チームをインフラ面でサポートするなどしています。
(注1)Gnet(ジーネット) 東京海上日動が保有する損害保険金請求サービス
システムの基盤構築
保険請求が不正かどうかをAIで判断する新規アプリケーションの開発に伴い、新規アプリケーション用の基盤構築・設計を担当しています。データをやり取りするためのサーバやネットワーク関連の設計などを行っています。
GNet運用
事故受付から保険金の支払いまでを担う基幹システム「GNet」を安定稼働させるため、運用課題の解消や変更作業のほか、新たな機能を追加するためのサービスインの立ち合い、アプリケーション部門から依頼された作業の調整・実施を行っています。
損害データ同期基盤運用
「GNet」の損害データをAIでリアルタイム解析するためのデータ連携基盤の運用改善や、システムに障害が発生した時の対応などを行っています。また、新規の機能を追加する際の変更作業や、それに伴う調整業務なども行っています。
その他開発案件
船舶事故受付システムの拡張機能として使用されている、ドキュメント管理システムの基盤構築を担当したり、お客様と東京海上日動のビジネス部門の社員がコミュニケーションを取るためのチャットシステムの機能改善を行うなどしています。
本部横断での取組活動
私が所属するインフラソリューション三部は、ITサービス本部に属しており、本部全体で横断的に取り組んでいる活動があります。私は、安定化・効率化の観点で、基盤運用に必要な作業を自動化させるためのツールの利活用の検討をしたり、コロナ禍において部内のコミュニケーションをより活性化させるために取り組んでいます。
WORK MOVIE映像で見る私たちの仕事
入社理由REASON
大学時代に情報工学を専攻していたことから、これまで学んだ分野を活かせるIT関係の仕事に就きたいと考えていました。学生時代から金融系のユーザー系SIerで、規模の大きなシステムを担当したいと考えていた私にとって、日本を代表する損害保険会社のシステムを開発から運用まで幅広く担っている当社はぴったりの就職先でした。また、社内の穏やかな雰囲気や、先輩社員の温かみのある人柄に惹かれたことも、入社を決めた理由の一つです。
社員全員が使う端末の認証系基盤
を担当GROWTH EPISODE
最も印象深いプロジェクトの一つが、東京海上グループの全社員が使用するPC「ひとり一台」の認証系基盤を担当したことです。認証というのは「ログインに関連する部分」というと分かりやすいかもしれません。そのなかで私が担当していたものに、クラウド(注2)へのアカウント情報連携基盤のバージョンアッププロジェクトがあります。
メールやオフィスソフトで「ひとり一台」と同じIDを使えるようにクラウドにアカウント情報を連携する基盤があり、使用しているソフトウェアのサポート期限を迎える事が発表されたため、ソフトウェアを新しいものにバージョンアップするプロジェクトを担当しました。サポート期限発表から当社環境のサポート期限までが約6ヶ月と非常に短い期間でしたが、バージョンアップに伴う変更点の調査やサーバの新規構築、テスト実施に伴う関係部門との調整などスピード感を意識して各種対応を進めました。このプロジェクトを通じて基盤部門としての開発案件の進め方について身をもって学ぶことができ、自分自身の成長にも繋がったと思います。
(注2)クラウド(クラウドサービス)
クラウドサービスプラットフォームからインターネット経由でコンピューティング、データベース、ストレージ、アプリケーションをはじめとした、さまざまな IT リソースをオンデマンドで利用することができるサービスの総称
今後の目標
日進月歩で進化を続けるIT業界に身を置くエンジニアとして、今後は近年のトレンドであるクラウドやコンテナ(注3)、サーバレスなどの技術を担っていきたいと考えています。すでに私が所属している部内でも、できるものはクラウドに移行していく方針ですし、東京海上グループ全体としても同じ方向へと大きく動き始めています。新たな技術の知識を習得し、最前線で活躍し続けられるエンジニアへと成長していきたいです。
(注3)コンテナ アプリの動作環境を仮想的に構築する技術
学生へメッセージ
そんな中で私が一緒に働きたいと思うのは、こうした最新技術やトレンドに興味を持ち、何事にも前向きにチャレンジできる人です。当社は積極的に挑戦をしていこうという風土がありますし、これから入社する新入社員にも、ぜひ新しい分野にアンテナを張り、いろいろなことに自ら挑戦してほしいと願っています。ただその一方で、自分のやりたいことだけを押し通していては、チームで円滑に業務を進めていくことはできません。自分の軸となる考えをしっかり持ったうえで、関係者を巻き込みながら、周囲と協調して物事を進めていきたい方に是非入社してほしいと思います。
その他のインタビューOTHER INTERVIEW
TOKIO MARINE NICHIDO SYSTEMS CO.,Ltd RECRUITING
まだ見ぬ可能性をする。