PERSON04

管理職として、グループのIT基盤を担う存在として、働く人がモチベーションの上がる環境を作る。

あんしん生命システムデザイン四部
アーキテクト
2006年入社

入社した理由

情報系の学部で学んだ知識を活かすため、システムエンジニアに絞って就職活動を行った。中でも、安定したイメージがあった金融業界を第一志望に。特別連続有給休暇などの福利厚生に惹かれて東京海上日動システムズにエントリー。最終的には、情報系の知識が活かせることと、働きやすい環境が備わっていること、そして、説明会で話した社員が物腰柔らかく、コミュニケーションがとりやすかったことから当社への入社を決意した。

既存システムに改善を加え、
次なる進化の土台を作る

現在は、東京海上日動あんしん生命のシステムを刷新するプロジェクトに取り組んでいます。これは、ホストコンピュータ(大規模で特殊な技術のコンピュータ)で動いている古いシステムを、新しいプログラミング言語で書き換えながら、サーバー上で稼働するシステムに刷新するプロジェクトです。この取り組みによって、修正を重ねて複雑化したプログラムが簡素化され、解読しやすいプログラムとなるため、今後のメンテナンスにかかる労力を削減し、新しい機能を取り入れやすくなります。

業務を行う中で一番やりがいを感じる瞬間は、チームメンバーが大きく前進できるようなアドバイスができた時です。解決策の見えない課題について相談された時に、新たな視点から考えるきっかけを作ることができたり、トラブルを未然に防ぐポイントに気づけた時に非常に嬉しくなります。人の役に立ち、周りの人たちに頼ってもらった時に、自分の存在価値を感じることができます。

入社以来、システムの構築や設計を自分の手で行ってきましたが、最近は管理職としてチームを任されるようになりました。その中で一番意識するようになったのは、いかにチームメンバーが主体的に、モチベーション高く働ける環境を作れるかということです。

管理職として目指すもの

チームメンバーが主体的で
モチベーション高く働ける環境を

チームを任されるようになってから、メンバーの成長やモチベーションを高める環境づくりを意識するようになり、大きく3つのことに取り組んでいます。まず1つ目は「任せる」ということ。これまでは頼られることが嬉しく、任された仕事は自分で片付けることが多くありました。しかしそれでは、メンバーが活躍する場を奪ってしまいますし、成長を妨げる要因にもなります。そこで、与えた仕事が完遂できそうかしっかり見守りつつ、どうすればメンバーが自力で業務遂行できるかアドバイスするようにしています。

2つ目は役割を明確にすることです。仕事を進める中で「この仕事を担当しているのは誰か」が曖昧になるものが多く出てきます。それらの担当をハッキリさせることを意識しています。それによって、各メンバーがチームの中でどの役割なのかを意識でき、主体的に業務に取り組めるような環境ができると考えています。

3つ目は情報共有がスムーズにできる仕組みの設計です。現在担当しているシステムの刷新にはパートナー会社のエンジニアを含めると100名以上が関わっています。その中で、全体を俯瞰した上で必要な情報を把握し、各メンバーに伝えることを意識しています。例えば、社内メンバーを対象に朝会を開催し、そこで東京海上日動あんしん生命やパートナー会社から上がってきた要望や進捗情報を共有しています。他にも、各メンバーが必要な情報に適切にアクセスできるように情報の管理体制を整えるとともに、メンバーから共有してほしい情報が上がった際には、必要な人を集めて小さくミーティングを開いています。

メンバーの役割を明確にし、情報共有の環境を整えた上で、仕事を任せて経験を積ませる。そうすれば、自ずとメンバーは主体的にモチベーション高く仕事に取り組めると考えています。

システムの力で楽しく働ける人を増やしたい

自分一人でできることには限界がありますので、今後は管理職として、チームの力を最大限に引き出せるようになりたいと思っています。そのためにも、メンバーには座学的な知識で終わるのではなく、業務に活かせる知識を学び、成長してほしいと考えています。また、実際にそれぞれが取り組んでいる仕事を通して課題を認識し、自ら学び続けてほしいです。それがチームの真の成長に繋がると考えています。

個人のキャリアとしては、10年以上システムのメンテナンス業務に携わってきましたので、次の10年は、新規のシステム開発に携わりたいです。特に、最近はAIやIoTなどの技術が進化していますので、それらの技術を習得し、新しいシステム開発に導入していけたら面白いと思います。

最新の技術を活用したシステムを開発することは、人をルーチンワークから解放し、仕事の生産性をあげることに繋がると思っています。それができれば、余った時間は、各人が本当にやりたい業務に時間を割くことができます。その結果、より多くの人が主体的にモチベーション高く働けるようになると思うのです。システム開発を通じて、人々がいっそう楽しく働けるようにしたいです。

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