保険契約業務に欠かせないシステムの
安定稼働を実現する。
- #インフラ
- #文系出身
インフラソリューション二部
2020年新卒入社
※感染症対策を十分に講じた上で撮影を行っています。
※感染症対策を十分に講じた上で撮影を行っています。
仕事内容JOB DESCRIPTION
私の所属しているインフラソリューション二部では、主に東京海上グループの様々なアプリケーションが利用するサーバー、PCといったインフラの開発・運用および、将来に向けたインフラ戦略を検討し構築する役割を担っています。その中で私は、「TNet」(注1)という代理店さん向けシステムのインフラ部分を担当しています。「TNet」は、代理店さんが保険の契約業務を行ったり、保険にご契約いただいたお客様の情報を一元管理したり、新商品を情報提供するなど、代理店さんと東京海上グループを繋ぐ情報共有ツールで、東京海上グループの事業を支える上でなくてはならない基幹システムです。システムに障害が発生した際には、サーバーのログを確認して原因を調査したり、サーバーに異常が発生した際はそのサーバーを一時的に切り離してエラーを解消するなどし、システムを常時正常に稼働させるための業務を行っています。
(注1)Tnet(ティーネット)
東京海上日動火災が保有する顧客情報管理システム


他チーム依頼作業
他部署からのサーバーに関する依頼業務の対応。障害時のログ調査、業務利用できるようにするための設定の追加や変更などを行います。
監視対応
24時間365日稼働しているサーバーの監視システムが、異常やエラーを検知した際の対応。エラーの原因が機器などの故障であれば業務に影響が出ないように交換対応し、アプリケーションが原因であれば、アプリケーションのトラブルを対応するチームに連携するなど、安定稼働を実現するための対応を行います。
運用改善
業務効率化のための改善業務。例えば、サーバーの設定手順書について分かりづらい箇所を改善したり、運用を安定的かつ効率よく行うために、部内で発足した改善プロジェクトです。
アプリケーション部門との打ち合わせ
アプリケーションの機能を拡張すると、サーバーの処理件数が増え、負荷がかかることがあります。サーバーの安定稼働に影響を与えない範囲でどこまで処理件数を増やせるかなどの議論・検討を行います。
定例ミーティング
部内で各自担当業務を報告し、進捗状況を確認します。毎朝と週1回行うものがあります。ミーティングの場で報告・確認し合うことで、作業漏れ、対応漏れを防ぎます。
勉強会
私が所属しているインフラソリューション二部はITサービス本部に属しており、ITサービス本部には合計6つの部があります。ITサービス本部では、インフラソリューション一部、二部、三部の同期メンバーが自発的に集まり、情報共有を定期的に行っています。部署ごとに担当するインフラが異なるため、他部署の状況を把握しておくことで、エラー発生時に連携し迅速に対応できるなど、普段の業務に活かせることも大きいです。

WORK MOVIE映像で見る私たちの仕事
入社理由REASON
大学時代は社会システム学科で法律やビジネスなどについて主に学んでいましたが、在学中からITに興味があり、選択授業で情報系の講義を受けていました。就職活動時に当社のインターンシップに参加して、文系学生でもエンジニアとして活躍できることと、社員の人柄が決め手となり入社を決意しました。人事部の方だけでなく、社内見学ですれ違った方にも声を掛けてもらったり、親しみやすさを感じたのが印象的でした。
やりたい仕事と自信が芽生えた
導入研修GROWTH EPISODE
入社後の導入研修では、社会人としての基礎やプログラミング基礎から実務的なことを学ぶことができました。始めは社内メールの送り方などビジネススキル研修、その後はJavaのプログラミング研修を受講しました。さらに、サーバーなどのインフラに関する研修で、「トラブルシューティング」を体験。エラーログなどの断片的な情報を元に、原因を特定して素早くリカバリーするのですが、その研修がとても面白くて、インフラ部門を志望するきっかけになりました。そこで経験したことは、今まさに担当している仕事に活かせています。
また、私は文系出身なので、Javaの応用研修でとても苦労した記憶があります。課題が時間内に終わらず、システムズでやっていけるか正直不安になったこともありました。それでも最終的には課題を完成させ、やり遂げることができましたし、乗り越えられたという達成感が自信に繋がりました。ですから、文系出身だからといって臆する必要は全くなく、自分がやりたいという気持ちと行動力があれば大丈夫です。

今後の目標

今は自主的に、データベースやセキュリティの勉強に励み、基礎を固めることに注力しています。直近では、業務で高い頻度で使っているLinux(注2)サーバーの技術認定試験「LPIC」の取得を目指しています。
日々の業務では、機器を提供しているパートナー会社さんに細かな技術的なことをサポート頂いており、LPICの取得は必須ではありません。ですが、知識を高めた方が、業務を効率的かつ齟齬無く進められると思い、自主的にチャレンジしています。
また目標としては、システムのオープン化などを行っているチームの運用業務が私たちのチームへ移管され新しいシステムに触れる機会が多いため、将来的には新しい技術を利用したシステムの開発業務に携わりたいと思っています。
(注2)Linux(リナックス) リーナス・トーバルズ氏によって開発されたOS(オペレーティングシステム)
学生へメッセージ
当社は、運用担当者も開発に携われたり、東京海上日動のビジネス部門と直接打ち合わせをしたり、所属しているインフラソリューション二部ではアプリケーション部門が開発している案件の要件を実現するためにサーバーへの負荷やセキュリティ面などインフラの観点から提案をするなど、幅広い業務に関われるのが魅力だと感じています。
そのため、自ら進んでいろいろなことに挑戦していきたい人、様々な立場の人と協力・折衝しながら仕事をしていきたい人が、当社に向いていると思います。出身が文系か理系かよりもそういった行動姿勢が大事です。ぜひともに挑戦してほしいと思います。

その他のインタビューOTHER INTERVIEW
TOKIO MARINE NICHIDO SYSTEMS CO.,Ltd RECRUITING
まだ見ぬ可能性をする。